あらすじ
オーバーロードは、仮想世界MMORPG「ユグドラシル」が終了する際、ゲーム内の「ナザリック地下大墳墓」に最後まで残っていたギルドマスターであるモモンガ(後に「アインズ・ウール・ゴウン」と名乗る)が、ゲームの世界に閉じ込められてしまう物語です。現実世界に戻れないまま、ゲームの世界が現実になってしまったアインズは、彼の強大な力を使い、この新しい世界で自らの支配を広げることを決意する。
アインズはかつての仲間たちはもういないのか、それともどこかにいるのか探しつつ、ナザリック地下大墳墓を拠点に、多種多様な生物や勢力を相手に策略を巡らせていきます。物語は、彼が徐々に世界の支配者として台頭し、さまざまな国や冒険者、魔物との戦いを繰り広げる姿を描きます。
本作はダークファンタジーとして、人間社会の権力闘争やアインズの仲間への忠誠心がテーマとなっています。
みどころ
かっこよく堂々とふるまい、すべてお見通しであるといった雰囲気をだすアインズと舞台裏(脳内)での冴えないサラリーマンの声のギャップがおもしろいです。守護者たちのキャラを作ったギルドメンバーの強烈な個性が守護者の性格や恰好にでていて、「キャラ設定するときこんな事する人いるよなぁ~」と共感する部分もあります。ナザリックの部下たちはサキュバス、悪魔、吸血鬼など人外の種族ばかりだが人間社会の情報を得るために冒険者のモモンとなり活躍するので人外はあまり好きではないという人も楽しめる作品。
キャラ
アインズ・ウール・ゴウン/モモンガ
声:日野聡
アンデット種族で魔法使いである本作の主人公。だが見た目はゲームのアバターなので怖いが、中身はただのゲーム好きの冴えないサラリーマンである。ゲームではモモンガという名前で遊んでいたが、転移したことをきっかけにアインズ・ウール・ゴウンと名乗る。また冒険者として活動するときは「モモン」と名乗り活躍する。
アルベド
声:原由実
サキュバスで本作のヒロイン。転移前のゲームではNPC(ノンプレイキャラ)であり転移前にモモンガが勢いで設定に「モモンガを愛している」という表記を追加したためか転移後にはモモンガにベタ惚れ状態である。そのせいか設定上はサキュバスで美しい黒い翼を背負い、金色の瞳で絶世の美女という感じなのだがモモンガの前ではすぐに崩壊してしまう。
デミウルゴス
声:加藤将之
悪魔種族でモモンガの参謀役。モモンガのポロッと言った一言を拡大解釈していきあらゆる策謀、謀略を巡らせる。中身は冴えないサラリーマンのモモンガを自分よりも優れた知能の持ち主と信じてやまないがそんなことはくまさしくナザリック地下大墳墓の頭脳である。
シャルティア・ブラッドフォールン
声:上坂すみれ
吸血鬼の真祖。アインズを愛しており、自称アインズの正妻のアルベドとはよくケンカをする。戦闘能力が高く、一対一の先頭においては守護者の中で最強と言われている。語尾に「~ありんす」といった花魁詞(おいらんことば)をつう。
アウラ・ベラ・フィオーラ
声:加藤英美里
長い耳と褐色肌のダークエルフの少女。同じく守護者のマーレは双子の弟。アウラとマーレのキャラの製作者の趣味でアウラ(女)は男装、マーレ(男)は女装をしている。たまに子供の無邪気さは残酷といった一面を見せる。
マーレ・ベラ・フィオーラ
声:内山夕実
双子の姉アウラと同じくダークエルフの男の子。姉とは反対に女装させられている。ナザリックでは気弱で表情もあるが、敵(人間)は関心が無く、ほぼ無表情で殺すシーンもある。
以下はキャラ名と声優のみ
コキュートス・・・・・・三宅健太
セバス・チャン・・・・・千葉繫
ナーベラル・ガンマ・・・沼倉愛美
作品情報
アニメーション制作:マッドハウス
話数 :全13話(第1期 完結)